Kowa Sixで試写!Rollei Retro 80s編!

どうも、キムです。
 
前回の記事で、Kowa Sixのカラーフィルムの試写を載せました。

 

www.film-photo-daigakusei.work

 今回はモノクロ編です。

 

目次

 

本編
フィルムはRolleiのRetro 80sを選びました。これまでいろんなフィルム使ってきたのですが、実はこのフィルムは今回が初めてです。
「赤外フィルムなんでしょ?」みたいな先入観がずっとあったからです(実際には違う)。それを取っ払って使ってみました。
代々木公園に行ってきましたが、またあいにくの曇り笑。ホント曇りが多い...
 

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外箱

 

代々木公園の河津桜をバックに撮りました。銀色の外箱がおしゃれですね。

 

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中のビニール

 

ちょっと紙みたいな質感で、無地のビニール袋でした。

 

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フィルム

 

フィルム自体はこんな感じで、Kodakのフィルムに近い仕様ですね。あれ、フジのフィルムと違って開けにくくないですか?笑。シールが剥がれにくくて笑。

 

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Nikon FM / Micro-Nikkor 55mm f2.8 / Fujifilm C200

 

撮影しているところをパートナーが撮ってくれました。周りからしたら「あの人、何撮ってるんだろう」って感じですよね笑。

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木肌を描写する

 

それで撮った写真がこちらです。桜だと思うんですが、割と良い質感出ていませんか?個人的には気に入っています。
階調が豊かで、樹木の繊細でかつ力強い外皮を克明に描写できていると思います。構図や良い写真かどうかは棚に上げて笑。
 

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噴水池
 

枝ぶりもシャープですね。噴水も繊細に水しぶきが写っています。池もツヤ感となめらかな描写ができていると思います。

 
撮影後自宅で現像して、後日暗室に行ってプリントしてきました。その話はまたします!
この2枚はそのプリントをスキャンしたものになります。
セブンイレブンのスキャンなので、線が入ってしまっています。本物のプリントには入っていません。
190309追記 : EPSONのGT-X980でスキャンし直しました。
 
他サイトを見てみる
かわうそ商店さんでは

柔らかな光や曇天下での階調に目を見張るものがあります。

と記載があります。

kawauso.biz確かにその通りだと思いました。

そして同じく”ハイコントラスト”とも記載があります。

 

また、自家現像や自家プリントしている人なら愛用しているSilversaltさんでは

Retro80Sは、ミドルトーンのコントラストが高いため、ミドルトーンのコントラストが低いシーンの撮影に最適です。

と書かれています。
 

www.silversalt.jp今回は曇りだったので、コントラストの高い状況で撮影できませんでした。次回使えるようなタイミングがあればまた紹介します!

 

そして教科書的存在、東京オルタナ写真部さん。

tokyoaltphoto.com「伝統のアグファを引き継ぐ超正統派フィルム」というカテゴリに収められています。

なだらかな階調と美しい粒子。クラシックなトーンが印象的なフィルムです。

と紹介されていますね。
 

 

まとめ
総合して考えると面白いフィルムですよね。コントラストの弱い状況下では階調が豊かで、コントラストの強い状況下では詳細なライトとシャドウ。そして基本的になだらかな階調を有していて、粒子感も美しい。良いフィルムですね。
僕は黒がきっちりと締まっていて、白が抜けるようなハイライト、粒感が視認できる少し大きめの粒状性が好きなので、かなりアリでした!これからのメインフィルムになりそうです。
次回は現像・プリント編です!
 
今回の写真
Kowa Six / Kowa 85mm f2.8 / Rollei Retro 80s
 
今回のフィルム

 

 

 

 

 

190416追記

どうやらSilversaltさんの方で、Retro 80sの紹介文が誤っていたようです。引用文とまとめの文章を修正しておきました。