The Darkroom Internationalでプリントしてきた

どうも、キムです。
 
現像に続き、The Darkroom Internationalでプリントしてきた話を今回はしようと思います。
 
 目次

 

プリントあれこれ
プリントは、大学の暗室でも良いんですが、設備なんかは断然レンタル暗室の方が良いです。
The Darkroom Internationalさんに行きました。

thedarkroom-int.com

ここの初心者講習会で僕は暗室デビューをしました。
The Darkroom Internationalさんは本当に設備が揃っています。そして純粋にプリントをするだけでいいので、思う存分プリントできます。
もちろん自分の懐と要相談ですが笑。
講師の方もいらして相談もできるので、刺激的なプリントを楽しめます。
 
今回は、友人が暗室デビューということで、連れて行きました。
彼が初心者講習会で、僕は通常の暗室利用という形です。
彼も面白いので、このブログに出てくると思います!
 
講師の方に教えていただいたんですが(僕もちょっと初心者講習会みたいになった笑)、6x6って真ん中にプリントすると下がって見えるんですね。
人間の錯覚ということになると思うんですが。いかに真ん中に置いても下がって見えるらしいですね。
それで6x6をプリントする際は、上側にプリントして、下に余白をつくるんだそうです。
 
講師の加藤さんにもお手伝い・アドバイスをいただきながらいくつかプリントしてみました。
 

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左 : 僕 / 右 : 加藤さん
この写真、右上に横の枝が入り込んでいました。
撮影した時には気づきませんでした。それでプリントするときにいらないので、加藤さんに相談しました。
はじめ、僕が取ろうとした作戦はトリミングです。そうすれば物理的に右上の枝は映りません。
しかしそうすると左か下が詰まることになるので、画に広がりがなくなり、写真として微妙になることが想像できました。
そこでいただいた助言は「覆って、目立たなくする」方法です。
覆って隠すことは簡単なのですが、目立たなくするということがミソですね。
曇り空で背景の白は微妙に色が付いているので、もし完全に余計な枝を隠すと「なんでここだけ真っ白なの?」となるわけです。
それで、加藤さんが試しにつくってました。まず枝の部分だけ覆って、焼き込み。そのあと、絞りをf22まで深くして、拳で中心部を隠して、左上・中央上部少し・左上を焼き込みを加える。そうすると、確かに全然目立たないんですよ。技術力とか知識ってこういうことですね。
でも加藤さん曰く、おすすめはしないし邪道。粒子感がなくなるから見る人見れば変だと見破られる、とのことです。深い世界だ。
自分で写真をつくる。これがやっぱり銀塩写真の楽しみですよね。
 

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額に入れてみた
¥500くらいの安い額なんですけど、やっぱり額に入れるとまたいいですね。
チラチラ見てはニヤニヤしています笑。
 
またプリントしに行きたい。いいネガを溜め込んで、印画紙を買ったらまた行こうと思います。
The Darkroom Internationalさん、おすすめです。
 
こんな感じでつくってみました。
木肌
f11 / 3号 / 2.4sec
 
噴水池
f11 / 2.5号 / 3.3sec
 
いかがですか?

 

 

 

The Print (Ansel Adams Photography)

The Print (Ansel Adams Photography)